■設立の目的
沖縄県の農作物は南国特有の強い紫外線の影響により、抗酸化力が高いものが多いといわれていますが、近年、行政においても食用として栽培が可能なもの、琉球王朝時代から食歴があるものは「沖縄伝統島野菜28品目」として、栽培や消費拡大を推奨しています。また、農家においては沖縄の亜熱帯気候を活かし、熱帯原産国の薬用植物等の生育北限地として、その栽培に挑戦している農家も多く見受けられるようになっています。
しかしながら、現状では農家等のその経験不足と、栽培技術が未熟なところが多く、市場への供給量は少ない上に安定せず、また収穫物の保存、商品原料としての加工手段も自社のみならず周辺環境でも乏しい状況でもあります。
そこで、伝統島野菜、熱帯・亜熱帯植物にて、健康食品に利用できる成分を多く含むもの、有効成分を濃縮・抽出して商品となる植物を安定的に栽培し、地元で高品質で加工し、品質や栽培供給量も管理する事業体が必要性との声の高まりを受けて、栽培加工事業者を中心に栽培農家が集まり事業組合を発足することとなりました。
本組合は、沖縄県内における薬用作物栽培技術の確立と安定栽培、地元で高品質での一次加工を行える施設の設営と管理運営、そして沖縄県産薬用作物の認知向上を図るために、薬用作物の共同生産・共同加工、栽培加工資材の共同購入、共同受注、情報発信、会員のための情報共有、人材養成等を実施しすることにより、沖縄県産薬用作物関係市場全体の発展と安定事業化を目指してまいります。
設立日:平成29年9月13日
代表理事:安里和夫
(農業生産法人株式会社琉球エコプロジェクト代表取締役)
副理事長:上原 良文(農家)
理 事:知念 昭英(農家)
理 事:破名城 政史(農家)
監 事:友寄 喜隆(株式会社ティーエスプラント代表取締役)
現在、組合事務所及び工場の住所はGoogleMapに登録申請中です。
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当組合にお越しの際は、今帰仁村と名護市屋我地島を結ぶワルミ大橋近くの
Bistro TAISHOU(大笑)を目指してお越しください。その隣の敷地となります。